プログラミングを副業にする方法


こんにちは、社会人大学院生のYoheiKoです。
今日は未経験からでもプログラミングを副業にする方法について、私が日頃考えていえることを書きたいと思います。かなり多くのアプローチがありそうですが、6つご紹介します。



1.クラウドソーシングで受注する

国内であればcrowdworks、海外であればupworkなどのクラウドソーシングで仕事を受注する方法です。とくに海外のupworksではかなりの数の案件があります。この方法は独立してまもないフリーランスエンジニアにはとてもいいと思うのですが、別の本業を抱えた人が副業としてはやるにはかなりきついと思います。プログラミング(うち、受託開発)は常に納期とバグとの戦いで、労働集約的で結構ハードです。また、後でも書きますがこの副業は自分にスキルが蓄積しますがストックビジネスではなく、基本的には労働時間の切り売りに近いものがあります。レバテックにある案件も同様です。ここは正社員ではなくフリーランス専用の案件紹介媒体ですが、掲載されている案件はどれもフルタイムの常駐です(2020年2月調べ)。また、私が後述MENTAを運営する入江慎吾さん(@iritec_jp)も、条件が相見積もりになるこれらの媒体は避けるべきとの見解をyoutubeで示されています。


以下は、国内外の主なクラウドソーシングサイトです(国内3社、海外3社)。

サイト名 特徴
クラウドワークス 国内最大、法人の参加も多いプロ市場。案件に対する入札方式がメイン
ランサーズ 国内2番手、供給者側からサービスも出品も多い
ココナラ ランサーズと同様のサービス提供者が個人中心のマーケット
Upwork 世界最大のフリーランスサイト。プログラミング多数、ニッチ案件も多い
Fiverr UpWorkに次ぐクローバル2番手
PeopleperHour 国内のランサーズ、ココナラと同様の形態をとる海外最大手


2.アプリの開発販売

クラウドソーシングがソーシングが受託開発であるのに対して、こちらは自分で作った製品を売るビジネスです。google playや itunesでのアプリ販売が代表的ですが、Webアプリを公開する方法も有力です。アプリ販売は一見ストックビジネスで魅力的ですが、大手資本による熾烈な競争が日々繰り広げらているので(ようはレッドオーシャン)、独立したフリーランスエンジニアでも容易ではなく、別の本業を抱えた副業ではなかなか歯が立たないと思います。副業を限りなく本業近くに位置付けて、本気で取り組む必要があります。先ほど引用した入江慎吾さんも、週末エンジニアではアプリの開発は難しいとしたうえで、宝くじよりはだいぶ当たる確率が高いと肯定的に表現されていますが、それだけハードルが高いということだと理解します。私は、このWebアプリの開発で当てるのが目標ですが、練習作や外れの作品でも、自分のポートフォリオを充実させることができるので力を入れています



3.プログラミングスクールのメンターになる

国内外のプログラミングスクールではよくメンターを募集しています。実際に教室に行くメンターもありますが、自宅でできるオンラインメンターが大半です。メンターは公募されることもあれば、優秀な受講者に声がかかることもあります。私もCourseraで声がかかったことがあります。国内では時給は2,000円強です。また、プログラミングスクールでなくても国内ではMENTAなどCtoCでメンターと受講者を繋ぐ媒体もあります。この副業はすぐに確実にお金が入る点が魅力なのと、上述1.2ほど高い技術力が要求されない点が魅力です(未経験者でも一通りの学習を終えれば案件になる)。但し、次に紹介する方法のようにストックとして積み上がるビジネスではない点が難点です。

以下は、国内外の主なCtoCのメンターのサイトです(国内1社、海外2社)。

サイト名 特徴
MENTA 国内唯一と思われる、ほぼプログラミングに特化したサイト
wyzant グローバルで最大のメンターマッチングサイト(プログラミング多数)
takelessons プログラミングに限定されない、メンターマッチングサイト大手


4.ブログやyoutubeで情報発信する

有名ブロガーのまなぶさんがとる方法です。プログラミングで開発したソフトウェアを販売したり、プロジェクトを受注するのではなく、プログラミングに関する情報発信をする方法です。従って、マネタイズの方法はブログ、youtube一般と同様に広告(アドセンスとアフィリエイト)ということになります。ブログ(とくにアフィリエイト)とyoutubeは大手資本があまり参入していないので、個人でも戦いやすい点も魅力です。プログラミングをテーマに選ぶメリットとしては、常に変化し続けて新しいものが生まれているので発信する情報(ネタ)に事欠かない点と、プログラミングスクール、書籍、サーバなど、アフィリエイト広告を通じて販売する商品も十分にある点があります。また、まなぶさんも自作のWordPressのテーマを販売されていますが、ブログから自分の開発したソフトウェア(デスクトップアプリやWordPressテーマ)を販売するプログラマー本来の業務に繋げる方法もあります。ブログ上の販売はgoogle playやitunesでの販売と違って、自分の媒体が成長していれば集客の観点からはかなり有利です(自分の媒体からgoogle playに繋げてもよい)。なお、中上位層のエンジニア向けの情報発信ではStackOverFlowやQittaなどの有力媒体が確立していますので、初心者をターゲットに情報発信をすれば、未経験からでも十分にやっているける副業だと思います。



5.udemyで講義を発信する

私も好きでよく受講するのですが、udemyで講義を発信するという副業の方法があります。udemyはオンライン講義プラットフォームで、プログラミングを中心に非常に多くの講義が配信されています。udemyで講義を配信するには一応審査がありますが、私の印象ではかなり緩いです。課金の方法は一括販売(1セットの講義を一括で販売)、値段は様々ですが、2,000円から数万円まであります。その他同様に審査の緩い媒体として、AmazonのKindleでの出版も最近は有力だと思います。イケハヤさんが2020年の年末頃に魅力的と紹介されていました。



6.競技プログラミングで稼ぐ

kaggleが代表的、私が大学院で学ぶクオンツの世界ではQuantopianも有名です。これら競技プログラミングでは、大部分の人はお金を稼ぐためというよりもプログラミングそのものが好きで、文字通り競技のようにやっている人がほとんどです。賞金が高額なのはkaggleだけで、日本で代表的なAtcoderでは賞金はなかったと思います(むしろTOEICに近い)。この世界はプログラミング好きにはとても楽しいですが、稼ぐという観点からはややズレていますので、ほどほどにしましょうということだと思います。なお、kaggleは機械学習を競っているのでプログラミング(pythonかRの2択)を学んだだけではなかなか歯が立ちません。



というわけで、今日はプログラミングを副業にして稼ぐ方法について書きました。最後まで読んで頂きありがとうございます。